観葉植物の寒さ対策はこれでばっちり!【寒さに強いおすすめの観葉植物5選も紹介】

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「冬になると観葉植物が元気をなくしてしまう…」
「寒さで葉が落ちてしまったり、根が傷んでしまうのはどうすれば防げるの?」

本記事は、そんなお悩みをお持ちのあなたにぴったりの内容です。観葉植物は冬の寒さが大敵。特に、日本の冬のように気温が急激に下がる時期には、適切なケアをしないと葉がしおれたり、最悪の場合、枯れてしまうこともあります。

この記事では、観葉植物が冬に元気をなくしてしまう原因を解説し、その原因を防ぐための具体的な対策をわかりやすくご紹介します。また、寒さに強い観葉植物や、よくあるQ&Aも取り上げています。

「冬でも観葉植物を美しく保ちたい」「失敗しない冬の育て方を知りたい」という方は必見!
この記事を最後まで読んでいただければ、大切な観葉植物たちを寒い冬から守り抜くためのコツがきっとわかるはずです。ぜひ最後までお付き合いください!

【観葉植物は寒さに弱い?】観葉植物が冬に枯れる主な原因を解説

観葉植物は基本的に暖かい国・地域をルーツにしているものが多く、日本の冬のように気温がぐっと下がる時期はどうしても苦手です。私も昔、「寒さなんて根性で乗り越えればOKでしょ!」と放置していたところ、愛しのガジュマルがあれよあれよという間に葉を落としまくり、丸坊主(通称“ガジュまるハゲ”)になってしまったことがあります……。結局春には復活してくれましたが、もうちょっとちゃんと対策すればよかったと反省しきりでした。

そんな失敗談も踏まえ、なぜ観葉植物は冬に枯れてしまうのかをまとめてみると:

  1. 気温の低下と冷気によるストレス
    寒さが大の苦手な子は、外気温が10℃を下回ると動きが鈍くなり、5℃以下でとどめを刺されてしまうこともしばしば。とくに窓際や玄関など冷気が入りやすい場所はヒヤヒヤものです。
  2. 水やりのしすぎによる根腐れ
    「あ、元気ない……とりあえず水をあげとけ!」――私もやりがちでした(苦笑)。でも冬は吸水量が少ないので、やりすぎると土がびしゃびしゃに。気づけば根腐れなんて大失敗パターン、ありがちです。
  3. 暖房による過度の乾燥
    室内は人間には快適でも、エアコンの温風が直撃すると植物は葉がパリパリに…! ウチの友人は、観葉植物のすぐ横にヒーターを置いて、ドラセナ・コンシンネの葉がトゲみたいにチリチリになったそうです。乾燥し過ぎも怖いですね。
  4. 日照不足
    冬は日差しが弱いうえに日照時間も短い。春夏は窓辺に置いとけば十分だったのが、冬になると日光が足りなくて「葉の色がなんだか冴えない…」なんてことがよく起きます。
  5. 急激な寒暖差
    昼は暖房でぽかぽかでも、夜間に暖房をオフにすると一気に室温がダウン。植物的には「え、いじめ?」ってくらいストレスフルなんですよね。葉がボロッと落ちたり、ぐったりしおれてしまう原因です。

こうした原因を知っておくだけでも、対策の取り方がグッとイメージしやすくなります。「自分は大丈夫」と油断せずに、まずは冬を迎える前にチェックしてみてくださいね。

【観葉植物を寒さから守る!】おすすめの観葉植物寒さ対策5選

それでは、どうしたら観葉植物を冬の寒さから守れるのか。具体的な対策を5つお伝えします。私も実践して、“ガジュまるハゲ”から救済に成功した経験あり(!?)の方法なので、ぜひお役立てください。

  1. 水やりは「土が乾いてから、プラス2~3日」
    冬の最大の失敗が「水のやりすぎ」。昔、私も愛しのモンステラを心配するあまり水を注ぎ続けたところ、根腐れを起こして葉先が真っ黒に…。見事にやってしまいました。 特に冬は休眠期で吸水量が少ないため、土が乾いてからプラス2~3日待つくらいがちょうどいいです。じらす感じですね。午前中など、暖かい時間帯を狙ってあげるとさらにベターです。
  2. 葉水で乾燥を防ぐ&エアコン風を直撃させない
    冬場の室内は思った以上に乾燥しています。私も、パソコン作業中に「なんか手がカサカサ…え? 植物も?」と気づくことが。そんなときは霧吹きでシュッシュと葉全体を濡らす「葉水」をこまめにしてあげると、葉のパサつきを防げます。 ただ、夜間の気温が極端に低いときにやると葉がぬれたまま冷え、シミになることもあるので要注意。暖房がガンガン当たる場所は避けましょう。うちのパキラは、エアコンの吹き出し口が直撃するポジションに置いたら、一晩で葉がくるんとなってしまいました…泣。
  3. 窓辺をうまく活用~日中は日光、夜は冷気除け
    観葉植物にとって、冬でも日光は大切。ただ窓辺は夜になると冷気がヤバいです。昼は窓辺で日光浴、夜は少し部屋の中央に寄せるなど、メリハリをつけましょう。私も冬は1日2回、植物をお引っ越しさせてる(部屋の真ん中に置くだけ)んですが、これだけで葉の落ち方が激減しました。ちょっと面倒だけど効果抜群!
  4. 断熱グッズや2重鉢などで保温効果アップ
    寒い地方に住む友人は、鉢を発泡スチロールの箱に入れたり、プチプチシートでまるっと包んだりして「簡易温室」を作っています。私が最初見たとき、「それ、通販グッズの梱包じゃ…?」と思ったけど、意外と効果があるらしく(笑)。 また、土の表面にバークチップやウッドチップを敷くと土の温度が下がりにくくなるので、夜中の冷え込みによるダメージが減るんです。ビニール袋で鉢を覆うのもアリですが、密閉しすぎると蒸れてカビる失敗例があるので、空気穴は必須です。
  5. 冬の大がかりな植え替えや肥料は控える
    昔、真冬に「土がなんかカビっぽいかも」と思い立ち、寒風の中で植え替えをしたら……案の定、根が弱ってしまい復活に時間がかかりました。春にやればよかったと大後悔。 肥料も同じ。冬は植物があまり栄養を吸収できません。私も以前、「元気ないから肥料あげよう!」とやってみたら、一層弱ってしまうという悲劇が…。冬の観葉植物には基本肥料はナシ。春まで我慢して、その分しっかり暖かくなってから与える方がベターです。

【NG行動も紹介!】観葉植物を寒さから守るポイントやコツとは?

ここでは、私自身もかつて「やっちまった!」と叫んだ経験を踏まえつつ、冬場にやりがちなNG行動をシェアします。「あ、それ私もやってる…」と気づいたら即やめましょう(笑)。

  1. 一切日光を当てず、暗い場所に放置
    「冬だし成長しないから暗い部屋でもいいよね…」と思っていたら、葉が黄ばんでポロリ。いくら休眠に近いとはいえ、光合成できないと体力は落ちていきます。最低限レース越しの光など、明るさは確保してあげましょう。
  2. 夜中に水やり、しかも冷えきった水
    寝る前に思い出したように「水あげてなかった!」とやるパターン、私もよくありました。でも冷え込む夜にキンキンに冷たい水をあげると、根がビックリしてダメージが…。常温の水を朝~昼の暖かい時間帯にあげることを心がけましょう。
  3. 部屋を密閉しすぎて蒸れさせる
    「寒さ対策だ!」とビニール袋や段ボールをすべて塞いでしまい、換気ゼロで放置すると、カビや病気が発生する悲劇が待っています。防寒と換気のバランスが大事。
  4. やたらと肥料をあげてしまう
    先ほども少し触れましたが、私の黒歴史の一つ。「なんか元気ないし、栄養が足りないのかも!」と冬に肥料をドバッ。結果、体力がない状態で肥料焼けを起こし、ますますズーンと沈んだ顔の植物…。やはり冬は無肥料が鉄則です。
  5. 寒い場所から一気に暖かい場所へ
    「あ、外が寒そうだから慌てて室内に移そう!」といきなり違う環境へ連れていくと、植物にとって激しい気温変化はストレスに。実際、私も急にストーブ前に置いて葉が丸まり落ちるという悲しい事件が……。徐々に慣らすのがポイントです。

観葉植物の寒さトラブルと対処・復活方法を解説

いろいろ対策していても、やはり調子を崩すときは崩してしまうのが植物の難しさ。私も日々、観葉植物たちの葉っぱ具合をチェックして「ん? なんかいつもと違うぞ?」と感じることがあれば、すぐ対策をとるようにしています。以下にありがちな冬のトラブル例とその対処法をご紹介します。

  1. 葉が落ちる・変色する
    昼夜の温度差が激しかったり、寒風が直接当たると葉がどんどん落ちて「ハゲ化」する恐れあり。私が慌てて夜だけ部屋の真ん中へ移動させるようにしたら、パラパラ落ちてた葉がピタッと止まったことも。原因が温度差とわかれば、とにかく冷気を遮断してあげましょう。
  2. 根腐れで葉先が黒くなり、しおれる
    冬に多いパターンです。土の中がずっとジメジメで酸欠になるんですよね…。私も初期の頃、確認すると鉢底に水が溜まってドロドロになってました…。まずは水やりを数週間ストップし、土の乾燥を待ちましょう。それでもダメなら傷んだ根を切り、根回りの土を入れ替えるなど応急処置を検討。
  3. 葉が茶色に焦げる・乾燥しすぎ
    暖房や直射日光が強すぎて、葉焼けみたいにパリパリになるケース。パキラやパキポディウムあたりは葉が厚い分、変色が目立つからショック大きいですよね。置き場所を少し奥まった場所に変えるか、レース越しの日光に調整してみると改善します。
  4. まるっと葉が落ち、幹だけの棒状態
    ウンベラータやガジュマル、シェフレラなどは葉を総落としして休眠状態に入ることも。私のガジュマルが「ガジュまるハゲ」になったときは、枯れたと勘違いして捨てそうに…。でも幹を軽く傷つけて緑色が見えれば生きています。春先には復活する可能性があるので、あきらめずに様子を見ましょう。

冬の寒さに強いおすすめの観葉植物5選を紹介

ここまで読んで「あれこれ対策が面倒……冬も手軽に乗り越えたい」と感じる方は、そもそも“寒さに比較的強い”観葉植物を選ぶとラクかもしれません。私も北国出身の友人に「初心者向けの寒さに強い植物」を聞いたことがあります。そうした実体験や海外のサイトなども踏まえつつ、5種類をピックアップしました。

アイビー(ヘデラ)
耐寒温度が0℃近くまでOKといわれるほど強健。イギリスのガーデンフェンスなんかでもよく絡まってるのを見かけますよね。見た目もかわいく、ツタのように伸ばせるのでインテリアとしても重宝。乾かし気味で育てるのがポイントです。


ユッカ(青年の木)
頑丈な幹とスッと伸びる葉がかっこいい! 私もいつか大きいユッカをリビングに置いて「若々しい気を吸収したい…」と思ってます(笑)。最低気温3℃くらいでも耐えるそうで、冬の室内なら十分イケます。水やりも控えめでOK。


シェフレラ(カポック)
手のひらみたいな葉が特徴的で、初心者にも育てやすい定番の観葉植物です。冬でもそこまで落葉しにくく、私の知人は玄関に置いているけど、何年もほぼ無傷で越冬してるとか。乾燥にも強いので、真冬の暖房地獄にもわりと耐えてくれる頼もしいヤツです。


オリーブ
イタリアの雰囲気を漂わせるオシャレな樹木。-3℃くらいまで耐える品種もあり、屋外管理も比較的ラク。ただしあんまり極寒な地域で屋外に放置しっぱなしだと枯れるので、霜が降りる夜間は室内に取り込むなど配慮が必要です。室内に置くとシルバーグリーンの葉が映えて素敵。

アロエ
「医者いらず」と呼ばれますが、過去の私はアロエを「過酷な環境でも超たくましい植物」と認識していませんでした。でも、砂漠生まれで気温の乱高下にもそこそこ耐えるんですよね。冬は断水気味にすれば0~3℃でもへっちゃら。もちろん雪に直撃はダメですが、室内ならむしろ元気かも。

    これらの植物は、寒さや乾燥への耐性が高め。とはいえ完全に放置すると枯れたりするので、最低限のケアはお忘れなく。でも「冬の管理が面倒すぎる!」という方は、こういった種類から始めるとだいぶ気がラクになるはずです。

    【みんなが悩む疑問を解決します!】観葉植物の寒さ対策についてよくある質問5選

    最後に、観葉植物の冬越しや寒さ対策に関して、私も友人からよく聞かれる質問をまとめておきました。「あ、これ気になってた!」というものがあればぜひチェックしてみてください。

    Q1. すでに葉が全部落ちてしまった…枯れたの?

    A. まだ諦めないで! ウンベラータやガジュマルは、私みたいに“ガジュまるハゲ”状態になることも。幹が生きてれば春に復活する可能性が高いので、幹を軽く傷つけて緑ならアウトじゃない。水やり控えめで様子見を。

    Q2. ビニール袋でずっと覆ってOK?

    A. 完全密閉は蒸れ・カビの元。通気穴は絶対に確保し、日中は袋を外して空気の入れ替えをするとベター。夜間だけ覆う方法などで加減を取るといいですよ。

    Q3. 暖房ガンガンの部屋に置いて大丈夫?

    A. 乾燥しすぎないよう、葉水や加湿器を使えばOK。私もエアコンつけっぱなしの部屋でも、葉水をマメにして難局をしのいでいます。ただし、吹き出し口直撃は厳禁。葉っぱがカサカサになっちゃいます。

    Q4. 冬でも肥料をあげたほうがいい?

    A. 基本は不要です。むしろ逆効果になること多し。冬は栄養を吸い上げる力が弱いので、肥料焼けのリスクがあります。暖かくなってから、しっかりお礼肥(春~秋)するのがベスト。

    Q5. 屋外で育ててるんだけど、いまさら室内に入れてもいいの?

    A. いきなり暖房MAXの部屋にドンはNG。最初は廊下や玄関など、外気に近い温度に慣らしてから少しずつ暖かい部屋へ。温度差が激しいと葉がバサーッと落ちてしまう可能性大です。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか? 私も最初は何度も失敗を繰り返して、「冬になったら植物が毎回ボロボロになる…」と落ち込んでいました。でも実際は、水やり頻度の見直しや暖房風の回避、窓際移動などちょっとしたコツさえ掴めば、意外とサクッと冬を乗り越えられるようになります。

    とくに、「休眠期に入り吸水量が下がっている」「エアコン風が想像以上に乾燥させる」「夜と昼の温度差は思ったより大きい」といったポイントを頭に置いておけば、だいぶ失敗は減るはず。さらに、ユッカやアイビーなど寒さに強い種類なら、防寒のハードルもぐっと下がります。「忙しくていちいち移動や葉水が面倒…」という人ほど、最初からタフな品種を選ぶと良いかもしれません。

    この記事を読んで「なるほど、冬の管理はこうすればいいんだ!」と思っていただけたら嬉しいです。「うちも先週やばかったんだよね」「そうそう、水やりすぎて根腐れしたわ」と笑いながら話せるようになれば、もう冬の観葉植物マスターは目の前。ぜひあなたのおうちのグリーンを、この冬もピカピカ元気に保ってあげてください!

    最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました♪ 他の記事でも観葉植物やガーデニングのアイデアをたくさん紹介していますので、よろしければそちらもどうぞ。皆さんといっしょに、今年の冬も観葉植物を枯らさず乗り切りましょう!

    おまけトーク

    さて、観葉植物の冬対策についてお話ししてきましたが、ここでちょっと心温まるストーリーを一つ。

    先日、私が家で観葉植物の手入れをしていた時のこと。部屋の片隅に置いているガジュマルの鉢を見つめて、「寒い冬でも元気に育ってくれたらいいなぁ」と声をかけていたんです。すると、飼っている犬のポンが何やらソワソワしながらやってきて、ガジュマルの鉢のそばにちょこんと座りました。

    どうやら、ポンも「ガジュマルに力を貸してあげたい!」と思ったのか、鉢に鼻を近づけてクンクンしながら、最後には大きなあくびを一つ。そしてそのまま鉢のそばでぐっすり眠り込んでしまったんです。まるで「このガジュマルは僕が守るから安心してね」と言っているみたいで、思わず笑ってしまいました(笑)。

    その姿を見て、「植物を育てるって、こうやって家族みんなで寄り添うことなんだな」と改めて実感しました。寒さ対策の道具やコツももちろん大切ですが、毎日愛情を込めて声をかけたり、少しでも葉を触ってみたりするだけで、植物も応えてくれる気がします。

    あなたも、大切な観葉植物に冬を乗り越える力を与えたいなら、ぜひこの記事で紹介した寒さ対策グッズや育て方のポイントを試してみてくださいね。そして、ポンのように日々のちょっとした愛情も忘れずに♪ あなたの家のグリーンたちが、今年の冬も元気いっぱいで過ごせますように!

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