「観葉植物を買ってみたけれど、なんだかお部屋が垢抜けない…」
「センスよく飾りたいけど、どうすればおしゃれに見えるの?」
観葉植物は、ただ置くだけでも癒しや潤いを与えてくれる存在ですが、飾り方やディスプレイ方法をちょっと工夫するだけで、お部屋の印象が劇的に変わるのをご存じですか?実は、植物は置き方次第で「インテリアの主役」にも「脇役」にもなります。例えば、観葉植物を部屋中に散りばめれば招き入れるような居心地の良い暖かな雰囲気が生まれます。逆に配置を誤ると雑然としてしまい、「せっかく買ったのにイマイチ映えない…」なんて失敗も起こりがちです。(※筆者も初心者の頃、せっかくのモンステラを部屋の隅にポツンと置いてスカスカな見た目にしてしまった苦い経験があります…。)実際、飾り方のコツを知っている人と知らない人とでは、同じ植物を使っても「おしゃれ度」に大きな差が出るものです。
この記事では、初心者でも簡単にマネできる観葉植物の飾り方・ディスプレイ方法を分かりやすく解説しながら、場所ごとのおすすめ植物や便利な棚・ディスプレイグッズも紹介していきます。飾り方のコツから、場所別のレイアウトアイデア、初心者でも育てやすいおすすめ観葉植物、さらにあると便利なおしゃれ飾り棚まで盛りだくさん。途中で「みんなが悩む疑問」をQ&A形式で解決し、最後にはワンランク上のテクニックもご紹介します。ネット通販で手軽に購入できるおしゃれな棚や人気の観葉植物、センスのいいディスプレイ雑貨のリンクも掲載していますので、「すぐに試してみたい!」と思った方はそのまま商品ページから購入もOK!
読んだ後にはきっと、「うちの部屋もこんなに素敵に変わるんだ!」とワクワクするはずです。
あなたの暮らしを彩る“グリーンインテリア”を始める第一歩として、ぜひ最後までご覧ください!
観葉植物は飾り方・ディスプレイ方法で見た目が大きく変わってきます

「同じ観葉植物でも、飾り方次第でこんなに印象が変わるの!?」と驚くことがあります。例えば、高さ2mのフィカス・アルテシマ(ゴムの木)を想像してください。床に直置きすれば堂々とした存在感が出ますが、脚付きスタンドに載せればスタイリッシュな雰囲気に変わります。白い陶器鉢に植えればモダンで明るい印象、バスケットカバーに入れればナチュラルで温もりのある印象と、鉢のデザインでも見え方は様々です。
このように、観葉植物は「どんな種類を選ぶか」だけでなく、「どう飾るか」によってもお部屋全体のテイストが大きく左右されます。実際、インテリアコーディネーターの間でも「観葉植物のディスプレイは部屋づくりの重要ポイント」と言われます。観葉植物を上手に飾ることで、室内の雰囲気をワンランクアップさせ、グッとおしゃれに見せることができるのです。
一方、飾り方のコツを知らないと「なんだか野暮ったい…」となりかねません。例えば小さなポトスを大きな床の上に一つポンと置いただけでは間が抜けてしまいます。また、植物をやみくもに増やすとジャングルのように雑多な印象になってしまうことも…。そこで飾り方のセオリーを押さえておきましょう。プロの間で語られるテクニックを取り入れるだけで、初心者でもグリーンインテリア上級者のような洗練空間を作れます。
「そんなに難しい話なの?」と身構える必要はありません。次章では初心者でも簡単に実践できるおしゃれな飾り方のポイント5選をご紹介します。どれも今日から真似できるテクニックばかりです。「センスに自信がない…」という方も大丈夫!理由や具体例とともに解説しますので、ぜひ一緒にチャレンジしてみてください。
観葉植物のおしゃれな飾り方・ディスプレイ方法5選

観葉植物を素敵に見せるための代表的な飾り方のコツを5つ厳選しました。プロも実践するテクニックなので効果は折り紙付きです。ぜひご自宅で試してみてください!
- 高低差を付けてディスプレイする
並べる植物の高さに変化をつけることで、立体感のあるおしゃれな空間を演出できます。
同じ高さの鉢ばかりを床や棚に置くと平面的で単調に見えがちです。高低差を意識して配置すると、視線が上下に動いてリズムが生まれ、ぐっと洗練された印象になります。
大小サイズの異なる観葉植物を組み合わせたり、プランタースタンド(鉢台)やスツール・台を活用して一部を底上げしてみましょう。例えば床にモンステラ(中型)を置き、その横に一回り小さいサンスベリアを背の低いテーブルの上に置けば、高さの差が生まれて互いを引き立てあいます。棚に並べる場合も、本を何冊か重ねてその上に小鉢を置くといった工夫で段差を作れます。筆者は観葉植物が増えて置き場に困った際、使っていない古いスツールを逆さにして即席の台座にしたことがありますが、これが意外と“映える”ディスプレイになりました(スツールの脚部分に鉢を載せるとちょうど良い高さに!)。ちょっとしたDIY気分で高さ調整してみてください。
あり合わせの台やスタンドでOKです。植物それぞれの高さをずらして配置し、高低差のあるレイアウトを意識しましょう。一つ一つの植物がより引き立ち、立体感のあるおしゃれなディスプレイになります。 - 左右対称(シンメトリー)に配置する
観葉植物を左右対称に置くと、安定感のある整った印象に仕上がります。
シンメトリーとは、鏡で映したように左右を対称にレイアウトする手法です。インテリアコーディネートの基本テクニックの一つで、特にフォーマルで落ち着いた雰囲気を出したいときに有効です。植物の配置でもこのバランス感覚を活かすことで、まとまりのある空間になります。
例えばリビングのテレビボードの左右両端に高さとボリューム感が近い観葉植物を一鉢ずつ配置してみましょう。テレビを中心にシンメトリー配置することで額縁効果が生まれ、洗練されたコーナーに早変わりします。実際、インテリア雑貨を扱う某ショップの展示でも、同じ観葉植物を対で飾るスタイルが取り入れられていました(左右にひと鉢ずつドラセナを置いて重厚感を演出)。筆者も玄関の下駄箱の上にアイビーの鉢を両端に置いていますが、対称にするだけで簡単に“決まる”のでお気に入りの手法です。
初心者でもトライしやすい配置テクニックです。対になる場所があれば、観葉植物をシンメトリーに置いてみましょう。左右対称に配置するだけで安定感が生まれ、まとまりのあるおしゃれ空間になります。 - 鉢やインテリアのテイストを合わせる
植物を入れる鉢やプランターカバーのテイストを統一すると、コーディネートに統一感が出ておしゃれ度がアップします。
Reason: 観葉植物そのものは自然のものなので、インテリアに取り入れる際は鉢やカバーが「ファッション」で言うところの小物の役割になります。ここがバラバラだとせっかく植物自体は素敵でも雑然とした印象に…。逆にテイストを揃えると空間全体に一体感が生まれ、プロがコーディネートしたようなお洒落な雰囲気になります。
例えば鉢カバーを使って統一感を出すのがおすすめです。サイズや形が違う鉢でも、同じシリーズのカバーに入れれば見た目の統一感がぐっと高まります。ラタン(籐)製バスケットのカバーに統一すればリゾート風、白やグレーのシンプルなプラスチックカバーにすればモダンな印象になります。あるカフェでは大小様々な観葉植物をすべて麻素材の鉢カバーに入れてディスプレイしていましたが、テイストが揃っているため雑多にならず一つのインテリアセットのように感じられました。鉢そのものを揃えるのも手です。例えば真っ白な陶器鉢で統一すると、どんな植物でもスタイリッシュに映えますよ。
植物そのものは種類がバラバラでも、鉢やカバーのデザインを統一することでグッと洗練された印象になります。「ナチュラル」「北欧風」「和モダン」など、お好みのインテリアスタイルに合わせて鉢選びをしてみましょう。 - “三角形”を意識して奇数でグルーピングする
複数の観葉植物を飾るときは、奇数個でグループにし、高さ・位置関係が三角形になるよう配置するとバランス良くおしゃれに見えます。
ディスプレイデザインの世界では「奇数の法則」や「トライアングル構図」は定番のテクニックです。奇数(3つや5つ)の物をランダムに配置すると、偶数よりも視覚的に安定し調和が取れやすいとされています。また、人間の目は三角形の形にまとまりを感じるため、植物の高さや位置を三点で三角形になるよう意識すると自然と収まりが良くなるのです。
例えば背の高い観葉植物を1鉢、その横に中くらいの鉢と小さな鉢を寄せて置いてみましょう。不等辺三角形を描くような配置にすると、一気にこなれた印象になります。実際、筆者もリビングでパキラ(大)・ゴムの木(中)・プミラ(小)の3つを三角形になる位置関係で置いたところ、一つずつ離して置いていた時よりもお互いが引き立ちました。雑誌等でも「3つの観葉植物を不等辺三角形に配置するとオシャレに見える」というアドバイスがよく紹介されています。逆に偶数の2つだけ並べると間延びしがちなので注意です(※2つの場合は前述のシンメトリー配置がおすすめ)。
複数の植物を飾るときは奇数個でグループ化するのがセオリーです。三角形を意識したレイアウトは特にまとまりやすく、「プロっぽい」雰囲気になります。配置に迷ったら“三角形&奇数”を合言葉にしてみてください。 - 吊るす・壁に掛けて飾る
観葉植物は床や棚だけでなく、吊るしたり壁面に飾ったりすることで空間を立体的に使えます。上から垂れるグリーンはそれだけでおしゃれ度抜群です。
床置きや卓上だけが植物の定位置ではありません。ハンギングプランツ(吊り下げ植物)や壁掛けグリーンを取り入れると、空中にグリーンが浮かび、部屋に動きが出ます。特に狭い部屋では床スペースを圧迫せず植物を楽しめるメリットもあります。インテリア雑誌でも、天井から吊るしたポトスや壁に飾ったエアプランツは定番のおしゃれテクとして紹介されています。「観葉植物=床かテーブルに置くもの」と決めつけない発想が大切です。
最近は天井から吊るせるマクラメ編みのハンギングが人気で、アイビーやスパティフィラムを入れて吊るすだけでボヘミアン風のおしゃれ空間が演出できます。また、壁に取り付けるウォールシェルフやプラントハンガーを使えば、小さな鉢やエアプランツを壁のアクセントとして飾れます。例えばキッチンの窓辺に吊るしたハーブの鉢から葉っぱが垂れる様子は、それだけで絵になりますよね。海外のインテリアでは「壁一面にグリーンフレームを飾る」なんて大胆な例もありますが、そこまでしなくても吊り鉢を一つプラスするだけでも十分効果的です。筆者も日当たりの悪い部屋で場所がなく困っていたとき、思い切って天井からシュガーバインを吊るしてみたところ、一気に壁際が華やいで感動しました。床に物が増えないので掃除も楽チンでした(笑)。
「吊るす・掛ける」ディスプレイは上級者っぽく見えますが、実は道具さえ揃えれば誰でも簡単にできます。空いている天井や壁を活用し、観葉植物を吊り下げたり掛けたりしてみましょう。空間全体に緑が行き渡り、一層おしゃれな雰囲気になります。
以上、観葉植物をおしゃれに飾る5つのポイントをご紹介しました。どれも初心者でも実践しやすい簡単テクニックばかりです。高さを変える・対称に置く・統一感を出す・奇数で配置・吊るす、と覚えておけばOK!ぜひ今日から少しずつ取り入れてみてください。「同じ植物なのにこんなに部屋の印象が違うんだ!」と驚くはずです。
場所ごとの観葉植物のおしゃれな飾り方・ディスプレイ方法
お部屋のどこに観葉植物を置くかによって、適した飾り方も変わってきます。ここではリビング、寝室、キッチン、玄関、トイレといった場所ごとのディスプレイアイデアを紹介します。限られたスペースでも工夫次第でグリーンを素敵に楽しめますよ。
リビングでの飾り方
リビングは観葉植物を飾る絶好の場所です。広さがある程度確保できるなら、背の高い大型観葉植物を主役に据えてみましょう。
テレビ横の空きスペースやソファ脇のコーナーなどにウンベラータやモンステラなどをドンと置くだけで、まるで雑誌の一ページのような絵になる空間が生まれます。ポイントは**「グリーンの特等席」を作ること。例えばリビングの一角に植物をまとめて配置して“グリーンコーナー”を作りましょう。大鉢の足元に小鉢を寄せたり、後方の棚にも植物を置いて高さの層を作ったりすると、一角がまるで室内ガーデンです。筆者宅でもリビング窓際に観葉植物を集結させていますが、家族の憩いスペースになっています。なお、リビングは人が集う場所なので鉢カバーやスタンドにも凝って**インテリアに映えるようにすると良いでしょう。おしゃれなプラントスタンドに載せたり、季節に合わせた鉢飾り(夏はカゴ素材、冬はウール巻き鉢など)を纏わせると、一層リビングの雰囲気と調和します。
寝室での飾り方
寝室にはリラックス効果のある観葉植物を取り入れて、癒しの空間を演出しましょう。大きすぎる植物より中~小型の鉢がおすすめです。ベッドサイドテーブルの上に小さなポトスやラベンダーの鉢を置けば、寝る前にふわっと緑が目に入り安らぎます。
寝室の隅に余裕があれば、間接照明と組み合わせて観葉植物を配置するのも素敵です。例えばスタンドライトの足元にサンスベリアを置いてみてください。ライトに照らされた細長い葉が陰影を作り出し、昼とは違うムーディーな雰囲気を楽しめます。葉から放出される微量の水分で空気がしっとりする効果もあり、乾燥しがちな寝室には一石二鳥です(※サンスベリアは夜間に酸素を放出するとも言われ、寝室向きとされています)。ただし寝室は暗くなりがちなので、耐陰性のある植物を選ぶのがポイント。後述のおすすめ植物も参考に、丈夫な種類を置くと良いでしょう。
キッチン・ダイニングでの飾り方
キッチンやダイニング周りにも観葉植物を取り入れてみましょう。料理をするキッチンには吊り下げる飾り方が相性抜群です。例えばシンク横の天井にフックをつけて、アイビーやオリヅルランの吊り鉢をぶら下げてみましょう。
スペースを取らず、揺れる葉っぱが目に入るたびに気分が和みます。窓があるキッチンなら窓辺にハーブの鉢を並べるのもおすすめです。バジルやミントなどのハーブは見た目にも可愛く、料理にも使えて一石二鳥。ダイニングテーブルには小ぶりのテラリウム(ガラス容器に入れた植物)を置けば、おしゃれなテーブルセンターになります。注意したいのは油や熱。コンロ周りに置くと油煙で植物が汚れる恐れがあるので、換気扇付近や火の近くは避けて配置しましょう。キッチンは比較的狭い場合が多いですが、壁面や窓枠など垂直の空間を活用することでたくさんの植物を飾れます。筆者は冷蔵庫の上を“植物棚”に見立て、日陰に強いポトスを這わせています。キッチンにグリーンがあると作業中も癒されて本当におすすめです。
玄関での飾り方
玄関はお客様を迎える場所。小さくても構いませんので観葉植物を一つ置くとパッと明るい印象になります。おすすめは縦にスラッとした形状の植物です。玄関はスペースが限られることが多いので、横に広がらず上に伸びるタイプが収まりやすいのです。例えばサンスベリアやドラセナなど細長いフォルムのものは、狭い玄関でも邪魔になりません。
また、玄関ドア付近にハンギングプランツを吊るすのもおしゃれです。玄関の照明器具や梁(はり)からアイビーを垂らしてみてください。扉を開けた瞬間に緑が揺れる玄関なんて、とても素敵ですよね♪ ただし玄関は日当たりが悪い場合が多いため、耐陰性の高い種類を選ぶことが重要です(詳細は後述の「玄関におすすめの観葉植物」で解説)。我が家の玄関には小さなテーブルヤシを置いていますが、耐陰性バッチリで玄関でも元気に育っています。水やりは土が乾いた頃合いに少量ずつ——玄関はリビングよりチェックがおろそかになりがちなので、スマホのリマインダーで水やり日を設定すると枯らさず管理できます。
トイレでの飾り方
トイレは狭い空間ですが、観葉植物を置くことで殺風景になりがちな場所が一気におしゃれな癒し空間に変わります。とはいえ床に置く場所はほとんどないでしょうから、棚の上やタンクの上を利用しましょう。
トイレ内に棚がなければ、ウォールシェルフを後付けしても◎。そこに小ぶりの観葉植物を飾ります。おすすめは耐陰性・耐湿性のある植物です。例えばポトスやアスプレニウム(シダの仲間)は多少暗くても元気に育ち、なおかつ湿度が高い場所を好むのでトイレ・バスルームに向いています。筆者宅のトイレにはポトスを置いていますが、ほとんど日が当たらないにも関わらずツルをどんどん伸ばしてくれています。また、消臭効果も期待できるという噂もありトイレ向きかもしれません(科学的エビデンスはさておき、気持ちの問題ですが…笑)。トイレは狭いので1〜2鉢で十分ですが、鏡や飾り棚がある場合はフェイクグリーンを絡めても良いでしょう。最近は本物と見分けがつかない人工観葉植物も多く、暗いトイレで本物を枯らしてしまうよりはフェイクを上手に使ってグリーンインテリアを楽しむのも一つの方法です。
以上、部屋の場所ごとに観葉植物の飾り方のコツを見てきました。それぞれの空間に合わせて配置場所や植物を選ぶことで、無理なくグリーンのある暮らしを楽しめます。次の章では、今度は**「どの植物を選ぶか」**にフォーカスして、場所ごとのおすすめ観葉植物をご紹介します。「この場所には何を置けばいいの?」という疑問にズバリお答えしますので、自分のお部屋に合ったグリーン選びの参考にしてください。
【トイレや玄関もおしゃれに♪】場所ごとにおすすめな観葉植物を紹介します

「飾り方は分かったけど、どの植物を選べばいいの?」という方のために、場所ごとのおすすめ観葉植物をピックアップします。玄関やトイレのような日陰、リビングのような広い空間、寝室のようなリラックス空間…それぞれに適した品種があります。ここでは代表的なものをいくつかずつご紹介します。初心者でも育てやすい丈夫な種類を中心に選びましたので、ぜひ参考にしてください。
- 玄関におすすめの観葉植物:玄関は日光が少ないことが多いので、耐陰性が高く丈夫な種類が向いています。例えば サンスベリア(虎の尾) は暗めの場所でも元気に育つ強健種です。空気清浄効果もNASAのお墨付きと言われ、まさに玄関向き。「玄関にサンスベリア」で検索すると定番中の定番として出てくるほどポピュラーですよね。上にまっすぐ伸びるフォルムなので場所も取らず、初心者にも育てやすいです。おすすめの商品としては、「花のギフト社 サンスベリア 鉢 観葉植物」(高さ50cm程度)などがあります(Amazonで購入可能です→【花のギフト社 サンスベリア 虎の尾 (観葉植物) – Amazon.co.jp】)。また、ポトスも玄関に向く植物です。つる性で耐陰性があり、棚の上から垂らすように飾るとおしゃれ。寒さには弱いですが室内玄関なら問題なく育ちます。さらにテーブルヤシ(チャメドレア)もおすすめ。ヤシの木のミニ版のような見た目で、耐陰性・耐寒性ともに比較的高く玄関でも育てやすいです。これらの植物は**「日陰OK」「乾燥に強い」「害虫が付きにくい」**と三拍子揃っていますので、玄関デビューのグリーンとしてぜひ検討してみてください。
- トイレ・バスルームにおすすめの観葉植物:トイレや浴室には湿度を好み耐陰性もある植物が適しています。筆者イチオシは ポトス です。先述の通り日陰にも強く、さらに水耕栽培(水差しで育てる)も可能なので、水を張った容器に入れておけば土いじり不要で管理ラクラクです。トイレのタンクの上にガラス瓶に挿したポトスなんておしゃれですよ♪ ポトスは増やしやすく価格も手頃なので、初心者にも優しい植物です。次に アスプレニウム(オオタニワタリ)もおすすめ。シダ植物の仲間で湿気が大好き、日陰でも育つため窓のないトイレでも元気に葉を広げてくれます。少し明るい浴室がある方なら、観葉植物の王道「アイビー(ヘデラ)」も良いでしょう。アイビーは耐陰性・耐湿性に優れ、さらに葉形や斑入り模様がおしゃれでインテリア性も高いです。ハンギングにして垂らしてもOK。虫も付きにくいのでトイレ向きですよ(筆者宅の暗~いトイレでもアイビーが壁を這っています)。なお、どうしても光が全くないトイレで心配な場合、フェイクグリーンを活用する手もあります。最近のフェイクは非常にリアルで、水やり不要なのでトイレには理にかなっています。たとえば造花の観葉植物セットを飾ってみるのも、おしゃれで手軽な選択肢です。
- リビングにおすすめの観葉植物:リビングは比較的明るく広さもあるので、存在感のある大型~中型種をぜひ置きたいところ。人気No.1はやはり モンステラ でしょう。大きな切れ込みの入った葉が南国ムードたっぷりで、置くだけで絵になる定番観葉です。適度な明るさがあれば初心者でも育てやすく、成長も早いのでインテリアの変化を楽しめます。筆者も初心者時代にまずモンステラを購入しましたが、グングン葉を出してくれて育て甲斐があります。おすすめ商品として「花のギフト社 モンステラ 6号鉢+バスケット付」(高さ50~70cm程度)が人気です。Amazonでも★4以上の高評価を集めており、届いたその日からおしゃれに飾れるセットになっています。また、パキラもリビング向きです。別名「Money Tree(発財樹)」とも呼ばれ、手のひら型の葉っぱが可愛らしい観葉植物。耐陰性・耐乾燥性が高く非常にタフなので、初心者でもまず枯らしません。風水的にも金運アップなどと言われ縁起も良いため、一鉢持っておくと何かと重宝します。ねじり幹のパキラなど見た目にアクセントのある品も人気ですね。また、手頃なサイズなら「花のギフト社 パキラ 7号鉢」もおすすめです。価格もリーズナブルなのでまず試したい方に向いています。その他リビングにはオーガスタ(ストレリチア)やフィカス・ウンベラータ**、ベンジャミンなど明るい場所を好む観葉もおすすめですが、これらはやや繊細で水管理が難しい面もあるため、まずはモンステラやパキラといった丈夫で人気の定番種から始めると失敗しにくいでしょう。
- 寝室におすすめの観葉植物:寝室には空気浄化効果やリラックス効果が期待できる植物が向いています。中でも サンスベリア は夜間に二酸化炭素を吸収して酸素を出すと言われ、空気清浄効果の高さから寝室向きとして知られています。先述のとおり耐陰性もありお手入れも簡単です。スラリとしたフォルムは床置きでも棚置きでも場所を選びません。また、スパティフィラム(白い花が咲く観葉植物)もおすすめです。湿度の高い環境を好み、比較的暗い場所でも可憐な白い花を咲かせてくれます。花には香りはほとんどありませんが、その清楚な見た目だけで癒されるはず。さらにポトスも寝室向きです。あまり光がいらず育てやすいので、寝室の隅に吊り下げておけばベッドに寝転んだ時に視界にグリーンが入りリラックスできます。もし観葉植物=虫が心配という方は、観葉植物ではありませんが ラベンダー の鉢植えも一案です。ハーブのラベンダーは香りに鎮静効果があり安眠を促すと言われます。ただ耐陰性はないので日中は窓辺に出すなど工夫が必要ですが、「グリーン+香り」でリラックスしたい方には良いでしょう。なお、寝室に置く植物は数を増やしすぎないのがポイントです。あれこれ置きすぎると管理が行き届かず、万一カビや虫が発生すると睡眠の妨げになってしまいます。個人的には寝室は1~3鉢程度にとどめ、その代わりお気に入りのグリーンを厳選して置くのが心地よい空間作りのコツだと思います。
以上、玄関・トイレ・リビング・寝室など場所別におすすめ観葉植物をご紹介しました。それぞれの環境に適した植物を選ぶことで、初心者でも無理なくグリーンインテリアを楽しめます。「置き場所×植物選び」はとても大切ですので、本章を参考にぜひご自宅にピッタリのグリーンを見つけてください。
観葉植物を飾るのにおすすめの棚【3選】
観葉植物をよりおしゃれにディスプレイするなら、専用の飾り棚やプラントスタンドを活用するのがおすすめです。花台・ラック類を使うと高さ調整がしやすく、雑貨や照明と一緒にレイアウトして植物の世界観を演出できます。ここではネット通販で入手しやすい人気の飾り棚3商品を紹介します。いずれも植物をセンス良く飾れる優秀アイテムです。
山善(YAMAZEN) プランタースタンド
観葉植物用スタンドの定番商品です。どんなインテリアにもマッチする万能選手です。コンパクトなので、玄関・リビング・寝室など場所を問わず使えます。実際に使ってみると、観葉植物を床から浮かせるだけでこんなにおしゃれになるのかと驚くはず。
コベントガーデン フラワースタンド
アンティーク調のアイアン製スタンドです。狭い場所でも省スペースで複数の植物をディスプレイできます。アンティークゴールド風の塗装が施されたアイアンは高級感があり、置くだけでヨーロピアンな雰囲気に。玄関やリビングのコーナーに置いて、お気に入りの観葉植物と雑貨を組み合わせれば、小さな室内ガーデンコーナーが完成します。
木製ラダーシェルフ(はしご型ディスプレイラック)3段
壁に立て掛けて使うラダーラック(梯子型ラック)です。観葉植物をおしゃれにディスプレイする定番アイテムの一つで、最近はDIYで梯子をリメイクする例も見かけます。本商品は高さ80cm程度の3段棚になっており、下段・中段・上段とサイズの異なる棚板に植物や雑貨を飾れます。奥行きが浅いので圧迫感がなく、狭いお部屋でも使いやすい設計。例えば上段に小型の多肉植物、中段に中型のアロマティカス、下段に少し背の高いペペロミアを置く…というように大小取り混ぜてレイアウトすれば、このラック一台でバランスの良いコーナーが作れます。木製×アイアンの風合いがおしゃれで、観葉植物のグリーンとも相性抜群です。使わないときは畳んで隙間に収納できるタイプもあり、模様替えも楽ちん。本格的な家具調のものからシンプルなスリムタイプまで色々ありますが、いずれも観葉植物を立体的に飾るのにうってつけ。植物の数が増えてきた方は、ぜひ導入を検討してみてください。
上記3商品以外にも、観葉植物用の飾り棚はウッドプランターラックやアイアンスタンドなど様々な種類があります。お部屋のテイストや置きたい植物のサイズに合わせて選んでみましょう。花台やラックを活用すれば、植物の高さ調整はもちろん、複数のグリーンをまとめてディスプレイして世界観を演出することも容易になります。ホームセンターや通販サイトで「フラワースタンド」「プランターラック」と検索するとたくさん出てきますので、お気に入りを探してみてくださいね。
【みんなが悩む疑問を解決します!】観葉植物のおしゃれな飾り方・ディスプレイ方法に関する質問5選

観葉植物の飾り方について、初心者の方が特によく疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。筆者自身や周囲の体験談も交えながら回答しますので、きっとヒントが見つかるはずです。
Q1. 狭い部屋でも観葉植物をおしゃれに飾れますか?

A. はい、狭いお部屋でも工夫次第でたくさんの植物をおしゃれに飾れます。ポイントは**「垂直方向の空間」を活用することです。床に置くスペースが乏しくても、天井から吊るしたり壁に棚を付けたりすれば、限られた空間を有効に使えます。例えば壁掛けシェルフを取り付けて小さな鉢を飾ったり、カーテンレールにハンギングプランツを吊るすと床面積ゼロで緑を増やせます。スリムなラダーラックも狭い隙間に立て掛けられて便利です。実際、SNSでも「#狭い部屋 グリーンインテリア」のタグで検索すると、ワンルームに信じられない数の植物を飾っている達人たちがいます。共通するのは高低差と配置の工夫**で空間を最大限使っている点です。床に直置きする鉢は厳選し、あとは縦に積み重ねるイメージでOK。なお、水やりの際は脚立や踏み台が必要になることもありますが、「小さい部屋でもジャングルにできる」という希望をぜひ持ってください。狭さを感じさせないくらい緑に包まれた空間は、本当に癒されますよ。
Q2. 日当たりが悪い部屋でも観葉植物を飾れますか?

A. 飾れます!ポイントは耐陰性(薄暗い環境に耐える力)のある植物を選ぶことです。観葉植物の中には日陰でも元気に育つ種類がたくさんあります。代表的なのはサンスベリア、ポトス、アグラオネマ、スパティフィラム、テーブルヤシ、ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)などです。これらは窓から離れた場所や蛍光灯程度の光でも枯れにくく、初心者でも育てやすいです。また、最近では室内向けの育成ライト(植物育成LED)も手に入りやすくなっています。どうしても光が足りない場合は観葉植物用のLEDライトを照射して補光してあげると良いでしょう。筆者も窓のない部屋で育成ライトを使っていますが、暗がりでも植物たちがイキイキ育ってくれています。あとは週に一度明るい場所にローテーションするといった工夫も有効です。複数鉢ある場合は、日当たりの良い窓辺と悪い場所を定期的に入れ替えてあげると皆均等に光浴びできます。確かに日当たりは良いに越したことはありませんが、耐陰性の高いグリーンを上手に選べば日が差さない玄関・トイレでも緑を楽しめます。ただし完全に真っ暗だとさすがに厳しいので、その場合はQ1でも触れたようにフェイクグリーン活用も検討してください。

育成ライト(植物育成LED)が気になる人はこちらの記事もどうぞ♪
Q3. 室内に飾ると虫が発生しませんか?おしゃれに飾りたいけど害虫が心配です。

A. 観葉植物につきやすい虫(コバエやハダニなど)は、適切に対処すれば大量発生を防げます。まず土をできるだけ清潔に保つこと。室内では鉢皿に溜まった水を放置しない、枯葉はすぐ除去する、過剰な水やりをしない(根腐れ防止)といった点に気を付けましょう。コバエが気になる場合、ハイドロカルチャー(水耕栽培)にする手もあります。土を使わずにレカトン(焼き石)や水だけで育てればコバエの発生源が無くなります。最近は「虫がわかない観葉植物の土」など防虫効果のある用土も市販されているので利用すると安心です。また、筆者のおすすめは「葉水(はみず)」です。霧吹きで葉に水を吹きかける作業ですが、葉を清潔に保ちハダニ等の予防になりますし、植物も元気になります。一日おきくらいにシュッシュッとしてあげましょう。万一虫を見つけてしまったら、市販の観葉植物用殺虫スプレーを吹くのが手っ取り早いです。観葉植物用は匂いも少なく室内でも扱いやすいですよ。どうしても虫が苦手な方は、サンスベリアやペペロミアのように比較的虫の付きにくい種類を選ぶのも手です。土表面にミリオンA(ヤシ殻チップ)を敷くとコバエを防ぐなんて裏技もあります。適切な管理をすれば、虫とはほぼ無縁に観葉植物を楽しめますのでご安心ください。
Q4. おしゃれに飾るために買っておくべきグッズはありますか?

A. 必須ではありませんが、あると便利&おしゃれ度アップするグッズをいくつか紹介します。まず鉢カバー。前述したように見た目の統一感を出せるほか、受け皿を隠してくれるので清潔感が増します。陶器やバスケット、ブリキ缶などデザインも色々なのでインテリアに合わせて選びましょう。次にプラントスタンド(鉢台)。これも先ほど棚の項で紹介しましたが、高低差づけに役立ちます。アイアン製の小さな鉢台なら数百円から買えるので、小鉢用にいくつかあると便利。さらに園芸用ハサミ。枯葉や伸びすぎたツルをカットする際、普通のハサミより専用の方が切りやすくお手入れがスムーズです。おしゃれなデザインの園芸バサミも売っています。そして意外に重要なのがジョウロや霧吹き。こちらも今やインテリアの一部になるくらいスタイリッシュなものが増えています。真鍮製の霧吹きや、ホーロー製のミニジョウロなど、その辺に置いてあっても絵になるアイテムを選ぶと“魅せる収納”ができます。最後にライト。観葉植物用のスポットライトを当てると、夜間にドラマチックな陰影が生まれ植物がより美しく見えます。小型のピンスポットLEDを棚に仕込んだり、テラリウム用ライトを当てたりと工夫次第。もちろん植物が育つ補光にもなります。一度ライトアップした観葉植物を見ると感動しますよ!以上、鉢カバー・スタンド・ハサミ・ジョウロ霧吹き・ライトあたりがあると、より快適かつおしゃれに植物を飾れるグッズです。少しずつお気に入りを集めてみてください。
Q5. 初心者でも育てやすいおしゃれな観葉植物はどれですか?

A. ズバリ、「パキラ」「サンスベリア」「ポトス」は初心者三種の神器と言えるほど育てやすくおしゃれです。パキラは先述の通り丈夫で可愛い葉が魅力。幹を編み込んだ姿はインテリア性も高く人気です。サンスベリアはスタイリッシュな見た目で和洋どちらの空間にも合い、水やりを忘れてもしばらく平気なタフさが魅力です(むしろ水のやりすぎに注意なくらい)。ポトスは鮮やかな緑のハート形の葉が美しく、吊るして良し、棚に置いて垂らして良しの万能選手。どんどんツルが伸びるので増やしてお部屋中に飾れます。他にもテーブルヤシ(小さいヤシの木)は日陰OK・耐寒性ありで育てやすく、南国風の雰囲気が人気。フィカス・アルテシマ(ゴムの木)も初心者向きで、斑入りの明るいグリーン葉がモダンインテリアに映えます。耐陰性も割とあるのでお世話簡単です。ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)も定番ですね。こちらは日光好きですが室内の明るい所ならOK、水やりも控えめで良く枯らしにくいです。見た目も存在感があり人気の一鉢です。これらの植物はホームセンターやネット通販で入手しやすく、価格も手頃です。迷ったらまずパキラかポトスあたりから始めてみてください。「簡単なのにこんなに可愛いの!?」と驚くことでしょう。なお、育てやすさだけでなくお部屋の雰囲気に合うかも大切です。例えば和室なら万年青(オモト)やシュロチク、洋室モダンならサンスベリアやモンステラ、といったようにインテリアとの相性で選ぶと“おしゃれ度”がさらにアップします。ぜひお気に入りのグリーンを見つけて育ててみてくださいね。
いかがでしたか?初めは誰でも手探りですが、疑問が解消すればきっと観葉植物ライフがもっと楽しくなるはずです。「育て方が難しいのでは?」と尻込みしがちですが、ポイントさえ押さえれば初心者でも失敗せず素敵に飾れることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
それでは最後に、読者の「こんなの知りたかった!」を叶える、ワンランク上の飾り方アイデアをいくつかご提案して締めくくりたいと思います。「基本はマスターしたから次は差をつけたい!」という方は必見です。
読者の「こんなの知りたかった!」を叶える!センスが光るワンランク上の飾り方アイデア

基本の飾り方に慣れてきたら、ぜひ挑戦してほしい上級者アイデアをまとめました。ちょっとした工夫でさらにセンスが光るテクニックばかりです。「こんなのやってみたかった!」というアイデアが見つかるかもしれませんよ。
- テラリウムで“小さな森”を作る:ガラス容器の中に植物をレイアウトするテラリウムは、まるで小さな森を切り取ったような癒し空間を演出できます。苔やシダ、多肉植物などを層状に植え込めば、閉ざされたガラスの中で小さな生態系が完成します。インテリア雑貨としてもおしゃれで、デスクやテーブルの上に置けば目を引くアクセントに。管理も蓋をしておけば水やりが少なくて済むので意外と簡単です。自作にハードルを感じる場合は、完成品のテラリウムキットも販売されていますので試してみては?
- 苔玉ハンギング:和風の飾り方ですが、最近はモダンインテリアにも取り入れられている苔玉(こけだま)。観葉植物の根を丸めた土に苔を貼り付けて球状に仕立てたものです。これを糸で吊るして空中に浮かせて飾ると、一風変わったハンギングプランツのできあがり。和と洋のミックススタイルがおしゃれで、来客の目を惹くこと間違いなしです。苔玉は園芸店で購入できますし、手作りキットもあります。好きな植物で作れるので、フィカスやアイビーなどでオリジナル苔玉を作って吊るすのも楽しいですよ。
- 流木や板に着生させる:観葉植物の中には、着生植物といって流木やコルク板などに根を張って育つ種類があります。代表的なのはビカクシダ(コウモリラン)で、まるで鹿の角のような葉を広げる人気の植物です。これを板に活着(ワイヤーなどで固定して根付かせる)させ、壁に掛けて飾ると迫力満点!他にも着生ランやチランジア(エアプランツ)を流木にボンドで貼り付けて、壁掛けオブジェのように仕立てる方法もあります。まさに“生きたインテリアアート”です。上級テクですが、ハマる人はとことんハマるディープな世界でもあります。
- 観葉植物+アートや照明で演出:観葉植物単体を飾るだけでなく、アートフレームや間接照明と組み合わせてディスプレイするとグッと垢抜けます。例えば植物の背後の壁にポスターやファブリックパネルを飾り、葉のシルエットが映える背景を作る。あるいは足元にスポットライトを当てて、葉影を壁に投影させる。観葉植物の隣にお気に入りのオブジェや本を配置して一つのコーナーとしてまとめる——こうした演出で、植物がより際立つフォーカルポイント(部屋の見せ場)を作れます。筆者は観葉植物の隣に香炉を置き、アロマを炊いて“癒しコーナー”にしていますが、グリーンと香りの相乗効果で最高にリラックスできますよ。
- 季節イベントと絡めて飾る:観葉植物は季節行事のデコレーションとも相性抜群です。ハロウィンなら鉢に小さなカボチャ飾りを差したり、クリスマスにはモンステラにオーナメントを吊るして南国ツリー風にするなんて遊び心も。観葉植物自体は常緑で年中姿が変わらないので、周りの演出で季節感をプラスしましょう。春はイースターエッグをぶら下げてみたり、夏は涼しげなシェル(貝殻)を鉢に敷き詰めたり…発想次第でいくらでも楽しめます。植物もなんだか喜んでいるように見えてきて、不思議と愛着が深まります。
いかがでしたでしょうか?どれも「こんな飾り方があったのか!」とワクワクするアイデアばかりだったと思います。もちろん上級編は無理にやらずとも十分素敵な空間は作れますが、「もっと自分らしく植物を飾りたい!」というときのヒントになれば幸いです。センスが光るアイデアに挑戦して、ぜひあなただけのオンリーワンのグリーンインテリアを完成させてください。

テラリウムに興味のある人は下記の記事をどうぞ♪
まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。それではこの記事のポイントを振り返りましょう。
- 観葉植物は飾り方次第で見栄えが大きく変わる! 高低差をつける、シンメトリー配置、鉢のテイスト統一、奇数グルーピング、吊るす飾り方など基本テクニックを押さえると、初心者でも驚くほどおしゃれにディスプレイできます。飾り方の工夫で、お部屋全体がワンランク上の空間に変身します。
- 部屋の場所ごとにレイアウトのコツとおすすめ植物がある。 リビングには大型で存在感のあるものを主役に、高さを活かしてレイアウトを。寝室には小型でリラックス効果のある植物、玄関・トイレには耐陰性の高い丈夫な植物を選ぶと◎。ポトスやサンスベリアなど日陰OKの品種なら玄関や窓なしトイレでも育てられますし、リビングにはモンステラやパキラなど人気定番種が育てやすく映えます。
- 飾るのに便利な棚やスタンドも活用しよう。 フラワースタンドやディスプレイラックを使えば、高さ調整や複数配置が容易になり、植物周りの世界観が深まります。おしゃれなプランタースタンド、スリムな3段ラック、壁掛けシェルフなど、自分の空間に合った棚を取り入れると飾り方の幅が広がります。
- 初心者の疑問も解決済み! 狭い部屋でも吊るす・壁掛けで対応、日陰でも耐陰性植物&補光でOK、虫対策は清潔な管理+場合により薬剤で撃退、あると便利なおしゃれグッズは鉢カバーや霧吹きetc、育てやすい植物はパキラ・サンスベリア・ポトスなど…と、よくある質問にも具体的にお答えしました。これで不安は解消されたのではないでしょうか。
- さらに上級者アイデアで差をつけよう! テラリウムや苔玉ハンギングで個性的に演出したり、流木に着生させて壁面緑化したり、照明やアートと組み合わせてフォーカルポイントを作ったり…遊び心あるテクニックで自分だけのグリーンインテリアを極めることもできます。植物をインテリアとしてとことん楽しむことで、暮らしの豊かさが増します。
観葉植物をおしゃれに飾るコツは「植物+α」のひと工夫にあります。ちょっと高さを変えてみる、配置を調整してみる、素敵な鉢に植えてみる…そんな小さな工夫の積み重ねで、お部屋の印象は劇的に良くなります。そして何より大切なのは楽しみながら飾ること。水やりをしつつ葉を眺めレイアウトを考える時間は、とても癒されるものです。植物の成長に合わせて模様替えしたり、新しいアイテムを導入したり、ぜひご自身のペースでグリーンインテリアを育てていってください。
ホームセンターに行けなくても、今はネットで素敵な観葉植物や関連グッズが簡単に手に入ります。本記事中のリンクから気になる商品があればチェックしてみてください。観葉植物のおしゃれな飾り方をマスターして、あなただけの癒しのグリーン空間をぜひ実現してくださいね。
最後に一言——観葉植物のある暮らしは本当に素晴らしいものです。初心者でもコツを掴めば怖がることはありません。この記事が、皆さんの「グリーンライフ」の第一歩を後押しできたなら幸いです。さあ、お部屋にグリーンを飾って、心地よい毎日を送りましょう!
おまけトーク

最近、テラリウムづくりにすっかりハマってしまった私。お気に入りのガラス容器に小さな植物や苔、ミニチュアの置物を配置して、自分だけの小さな森を作るのが密かな楽しみになっています。そんなふうに夢中で植物を並べていたら、ふと思い出したんです――子どものころ、レゴブロックに熱中していたあの時間のことを。
当時の私は、色とりどりのブロックを積み上げて、自分だけの街やお城を作っては「ここは秘密の研究所!」「この家には恐竜が住んでる!」なんて、無限の想像を広げていました。それが今、大人になっても形を変えて続いているのかもしれません。ガラスの中のテラリウムは、小さな世界を創り出す、まさに“植物版レゴ”のようなもの。ちょっと苔をずらしてみたり、小道の砂を足してみたり――時間を忘れて夢中になれるって、やっぱり素敵ですよね。
もちろん、テラリウムを飾る場所だって大切。せっかくなら、ちょっとおしゃれな棚やスタンドに置いて、自分の「作品」を引き立ててあげたいものです。
たとえば、下記のような商品なら、まるで美術館の展示棚のように、テラリウムの世界をぐっと引き立ててくれますよ👇
子どものころ夢中になっていたあの感覚を、大人になった今、植物と一緒にもう一度味わってみませんか?きっと、あなたの暮らしにもホッと心がほぐれる“遊び心”が芽吹くはずです。さあ、今日もお気に入りのグリーンに話しかけながら、ちいさな森づくりの続きを楽しみましょうね♪

テラリウムに興味のある人は下記の記事をどうぞ♪
参考文献:
- 【プロが教える観葉植物の飾り方7選|場所別のおしゃれな置き方も解説】andplants.jp(andplants.jp)
- 【室内グリーンを魅せる 花台&ディスプレイラック】shop.gardenyouhin.jp(Yahoo!ショッピング ガーデン用品特集)
- 【棚を活かした観葉植物の飾り方!インテリアの魅力を高めるコツ】interior-arne.cominterior-arne.com(arne interior)
- 【観葉植物のインテリアにおけるおしゃれな飾り方|置き方のアイデアや便利なアイテムを紹介】uncle-b-store.jp(Uncle-B Online Store コラム)
- 【Decorating with plants – 11 ways to display house plants】homesandgardens.comhomesandgardens.com(Homes & Gardens)
- 【Displaying House Plants In Your Home】cozylittlehouse.com(Cozy Little House)
- 【How To Display Plants in a Small Room】timbermadeco.com(Timber Made Design Co.)
著者紹介

・兵庫在住 マサ
・神戸大学大学院・自然科学研究科の修士課程修了
・英語にも精通し観葉植物に関連する海外のサイトも日々チェック。情報収集に余念がない。